雪国に暮らす様になってから、、、

Miu

2018年03月23日 13:46

東京都小平市出身の私は、東京暮らしの頃は
四季の中で春が1番興味が無かった。
ただ、眠いだけの季節だと思っていた。
東京では冬でも花は咲いているし、雪は少ししか降らないので
春が来た喜びをそれほど強く感じる事は無かった。
チューリップや桜が咲いた時には春だな〜とは思ったけど
それ以上にただただ眠かった。
暑いのが苦手な私は夏が苦手だったにも関わらず
四季を好きな順に並べると、秋、冬、夏、春となった。
夏は水遊びが楽しいし、冷たい飲み物が美味しい、とかがあるから。
雪国に暮らす様になってからこの順番が変わった。
冬、春、秋、夏、と。
この順番は移住して26年変わらないが
最近年と共に春の好き度が上がってきている気がする。
元々、体育会系の私は除雪作業は大好きなので
暑さ嫌いと冬の絶景と相まって冬が1番なのだが
年々、体が衰えて来ると除雪の疲れが取れにくくなってくるので
将来的には春が1番になる予感がする。
雪深い冬をここで過ごした上で見る春の訪れは
身体中の細胞が喜ぶ程の喜びと言っても過言ではない。
旅行で春だけ来てもここまで強くは感じない。
雪国は四季のメリハリがハンパない!
雪国の春は来るのは遅いが
ひとたび来ると、春と初夏がいっぺんに押し寄せて来る感じだ!
そのエネルギーたるやものすごく、ウワァ〜!って感じ(?)である!
桜と菜の花と残雪と新緑が同時に見れる。
大地から放たれるその強力なエネルギーを
1年分充電するのだ!







それだから、雪国の春は辞められない!

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